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第5回ピンクリボン・デーinくまがや

第5回ピンクリボン・デーinくまがや

2014年12月7日(日) おかげさまで「第5回ピンクリボン・デーinくまがや記念大会」(共催:熊谷市医師会)を盛会裏に終えることができました。 動員総数は428名でした。第1回から第4回までは「ピンクリボンウオーク」「ピンクリボン駅コンサート」「ピンクリボン講演会」の3本立てイベントでしたが、この度は初めて大きな会館(熊谷市立文化センター文化会館)をお借りして会場を1本化しての記念大会でした。オープニングセレモニーでは、乳がんで先に逝ってしまった仲間の尊い生命のために会場の皆さまと「Moment of silence」(黙祷)を捧げた後、富岡清熊谷市長、熊谷市教育委員会・野原晃教育長、埼玉県疾病対策課・中島守課長にご臨席を頂き、それぞれから温かいエールを頂きました。 

オープニングコンサートは「レプラトーン」のアイリッシュ音楽で明るい幕開けとなりました。

 

【講演会:小松武幸氏 「ママが生きた証」】
乳がんと闘いながら長男を出産した亡き妻・美恵さんとの日々を振り返り、夫として、父親としての想いを伝えました。
相手を思いやるには「想像力」が大切だと話し、会場は感動で包まれました。 

 

【講演会:山崎多賀子氏 「キレイは生きる力になる」】
ご自身も乳がん患者であり美容ジャーナリスト。
自らの体験を赤裸々に語り、闘病中も自分らしく生きるためのヒントや元気になるメイク術について話されました。

 

【9つのブース展示】
会場ホワイエでは協賛各社、団体様による展示、体験コーナーを設けました。
熊谷市歯科医師会は口腔ケア、熊谷市薬剤師会の健康チェックは行列ができるほどの人気でした。
また、がん患者のためにウィッグやアンダーウェアなどの展示、オリジナルピンクリボングッズ販売、めだか販売(売上金寄付)などで終始賑わいを見せました。
乳がん啓発のための最新型視触診モデル体感コーナーを設け、検診と早期発見の大切さを訴えました。
さらに、公益財団法人埼玉健康づくり事業団様のご協力を得て、乳がん検診車の見学と検診プレゼントに当選した15名が検診車による乳がん検診を同日受けました。最新医療機器マンモグラフィーでの検査は以前より「痛くない」と好評でした。

 

【レモネードスタンド】
「小児がん、AYA世代のがん」啓発・研究推進を支援するプロジェクトが「レモネードスタンド」です。
製薬会社のサンノーバ株式会社(太田市世良田町)様のブース「レモネードスタンド」では、331杯の手作りレモネードを配布し、24,471円の募金が集まりました。全額、キャンサーネットジャパン内「樋口宗孝がん研究基金」へ寄付されました。
*AYA世代とは…Adolescent and young Adult(思春期と若年成人)の略であり、一般的に15歳~29歳の世代を指します。

【お楽しみ抽選会】
熊谷出身の作家森村誠一氏のサイン入り本を始め、乳がん検診無料クーポン券、豪華宝石や反物、御食事券などが約100名に当たり大いに盛り上がりました。
ご提供してくださいました皆様、本当にありがとうございました。

こうして事故もなく、イベント当日が無事に過ごせましたこと、なによりも皆様のお力沿いのおかげだと心より感謝申し上げます。
実行委員以上に親身になってくださったボランティアの皆様方には感謝の言葉をつくしきれないほどです。

またこれまで同イベントを通し「乳がんが見つかった」という女性も数人いますが、幸いにも順調な治療経過をたどっております。 このイベントがこれからも継続できますように、実行委員一同、反省点や課題点、新たな仕掛けや目標など再確認してまいります。 まだまだ未熟な会ですが、この草の根運動を細々とでも末永く続けて参りたく思っております。
そして、いつかこの県北全体が「日本で一番乳がん検診率の高いまち」になるようにしたいと思います。

ご協賛、ご後援、ありがとうございました。

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